ケロッグの歴史
創業から100年以上の歴史を持つケロッグのあゆみ
ケロッグの創業者W.Kケロッグは、強い社会奉仕の精神を持っており、現在のESG、SDGsの先駆けのような存在でした。
W.Kケロッグは、1906年にケロッグ社を立ち上げて以来、事業の成長を目指す傍ら、1930年に、恵まれない子供たちをサポートするためのケロッグ財団を立ち上げるなど、生涯を通じてさまざまな慈善活動に尽力しました。
このような創業者W.Kケロッグの遺志を受け継ぐ形で、現在我々ケロッグ社員が世界各国で取り組んでいる社会貢献プログラムがBetter Daysです。
ケロッグではこのBetter Daysを、会社のESG戦略の柱として位置付けており、①飢餓、②持続可能性 ③ウェルビーイング、④公平/多様性/包括といった4つの重点項目での取り組みを通じて、世界中の人々が持続可能で公平に食糧へアクセスできる未来を実現致します。 その結果、2030年までに、世界30億人の人々にとってよりよい日々(Better Days)の実現を目指します。
Better Dayを柱とした4つのフォーカスエリアでの取り組みを通じて、
2030年までに、30億人の人々にとってのよりよい日々の実現を目指します。
2022年6月29日、近年課題となっている子どもたちの朝食欠食や孤食、栄養などの課題解決を目指し、ケロッグと認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえとの協働で「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」を立ち上げました。プロジェクト紹介動画はコチラ→ https://youtu.be/ZtUOmNZ2ApY
①栄養バランス満点のケロッグのシリアルを朝食メニューとして提供 ケロッグから定期的に送付されるシリアルを子ども食堂の朝食メニューの一つとして 子どもたちに提供いただいています。
②食育体験プログラムの実施 トニーやココ君が登場する朝食の大切さや栄養について学べるケロッグオリジナル動画や ワークシートを活用した食育体験プログラムを放課後の時間帯などにご実施いただいています。
子ども食堂でのプログラムに加え、小学校では、株式会社 ARROWS と共同開発した映像教材やワークなどを用いて、小学校の先生を通じて朝食の大切さを学ぶ授業コンテンツを実施し、2022 年度は、318 の小学校 で実施し、約 3 万 3 千人の子どもたちがプログラムを体験しました。 本プロジェクトに関するプレスリリースはコチラ
✻2023年4月時点
日本におけるBetter Daysの活動として、これまでも、子ども食堂、フードバンク、学校、病院、高齢者施設など、年間約30万食のシリアルを無償提供してまいりました。さらに子供たちやシニアに対する食育活動、社員によるボランティア活動などを行ってきました。
以下よりお問い合わせをお願いいたします。
https://www.kelloggs.com/ja-jp/contact-us.html
認定 NPO 法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事長 湯浅 誠様のコメント
ケロッグ様の”毎日朝ごはんプロジェクト”は、子どもたちが朝食摂取の習慣を身につけることはもちろんのこと、誰かと一 緒に楽しく笑顔の時間を過ごすことによる精神面のサポートという意義もある取組みと考えています。全国の学校にこうした取組みが広がれば、子どもたちの生育環境は大 きく変化することになるでしょう。 むすびえで は、2025 年までに全小学校区 2 万校区にこども食堂がある状態の実現を目指 しています。子どもたちが気軽に立ち寄れる場所がどこにでもある地域と社会が、少子 化に苦しむ日本のありようを変えていく力になると考えるからです。私たちはこれからも、多くの方たちとともに、こども食堂があたりまえにある日本の実現に向けて尽力してまい ります。
子ども食堂カフェ北野 運営事務局 奥野 玉紀様のコメント
朝食提供を始めて約 1 年。欠食や孤食の防止と共に、子どもと地域社会との接点として機 能しているのを実感しています。食事というのは単にお腹を満たすだけのものではな く、人を幸せにする魔法のような、そして人を引き寄せる磁石のような、そんな存在 です。今の子どもたちに必要なものは、様々な人との繋がりであり、小さな幸せや安心を感じる時間であり、それこそが地域が子どもたちに貢献できるものなの ではないかと感じているところです。今回のプロジェクトには、食の果たす役割や大切さなど、当会と思いを共にして いると感じる部分が多く、プロジェクトに関わる皆さんの思いを少しでも多く子どもた ちに届けられたらという思いで、参加させていただいています。子どもたちが未来や 社会に夢や希望を持って成長していくには、地域の皆さんや団体、企業の方々 など様々な立場の人が一緒になって子どもの成長を支え見守る必要があります。このようなコラボが広がり、一人でも多くの子どもたちに小さな幸せが届くといい な、と思います。